梅雨の晴れ間に、夏の気配が感じられるようになりました。みなさまいかがお過ごしですか。
今年もはや半年が過ぎようとしており、時の早さを感じる今日この頃…お寺ではゴールデンウィーク明けから準備を進めた、お盆の時期に各御家庭でご先祖さまを迎えて頂く経木や塔婆の準備がほぼ整いました。安心してご先祖さまにお帰り頂けるよう、一霊一霊その亡き方のことを思い出しながら筆を進めました(先住職)
7月の月参り以降お届けにあがりますので、その折はどうぞよろしくお願い致します。同封の 8月20日『令和5年大施餓鬼会法要』の案内もご覧ください。皆さまが安心してお参りしていただける環境を整え、檀信徒みなさまの心身の安寧を基に当日共に念仏を申し、ご先祖様の供養ができることを切に願っております。どうぞご協力のほど宜しくお願い致します。
まだ蒸し暑い日々が続きます。どうかお身体ご自愛ください🍀
梅雨の晴れ間の青空に心和む今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか。
先日読んでいた本に「遮断される多様意見、心地よさに潜む罠」という内容がありました。確かに今見ているインターネット画面には自分の趣向にあった広告や記事が並んでいます。見事すぎて、もう自分の裸を見られるレベルで人様に見せることのできない情報となっています⁉
これは同様にSNS利用者が自分と似た趣味や考えを持つ人ばかりをフォローすることにより、同じ情報や意見が支配する閉ざされた空間の住人になり、相違する意見等と触れ合う機会が少ない結果、その空間内の意見が世の中の常識と考える傾向がある…という指摘にも通ずるものであると思います。
随分昔に滑走道具を背負って雪山を登り下界を見た時、先ほどまで遊んでいたスキー場がまるで小さな箱庭に見えた経験があります。自分の立ち位置によって見える景色が異なること、自分と異なる様々な意見や情報と触れあうことで知見を広げる必要があること…これらを上記の本で再認識しました。傾聴と共感の気持ちを忘れず日々過ごしてまいりたいと思います。
明日21日は夏至の日。暑さ増す毎日、どうかみなさまお身体ご自愛ください。
六月も半ば、紫陽花が大輪の花を咲かせるころとなりましたが、みなさまいかがお過ごしですか。
浄土宗の宗祖法然上人は、1175年(承安5年)に浄土宗を開かれました。来年2024年(令和6年)に、浄土宗は開宗850年を迎えます。「なむあみだぶつ」ととなえることにより全ての人が平等に阿弥陀さまに救われていく道を説かれたその教えを今後も継承していけるよう、今の時代を生きる我々が日々その教えを学び自分の生活と調和させ実践していくことが大切です。先日、大阪国際交流センターにて「仏教文化大講演会」が開催されました。当日は上記開宗850年に関する慶讃法要や旭堂南龍師による講談などが行われました。遠方の開催地ながら今年も当寺檀信徒さまの参加をいただき、誠にありがとうございました。
世界や社会の変化はこれからも続くものですが、皆さまの心のうちにそっと寄り添える、心の声を受け止めることができる、そんな場所(お寺)でありたいと思います。今後とも宜しくお願い致します🍀
梅雨の晴れ間が待ち遠しい今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしですか。
月参りでは車移動の際、以前は様々な音楽を聴きながら運転していたのですが、次の訪問先でその寸前に聞いていた曲のリズムに惑わされる⁉(反省)ことがあったので、その内容はいつの頃からかラジオ中心となりました。しかし移動時間に毎回好きな番組が毎回ある訳ではない…ということからさらにポッドキャストを聴くようになりました。
コロナ禍、この時間を豊かにしてくれたのが、TBSラジオ『ジェン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』という番組でした。内容はここに詳しく記しませんが、檀家さまと日々お話しするリズムと何か似ていて、車中でたくさんの笑顔をいただきました。先日はこの番組グッズを着用した檀家さまに遭遇! 想像以上にリスナーが近くに多数おられることにびっくりしました。番組冒頭の「よくぞよくぞ金曜日まで辿り着きました」との台詞ではないですが、今日今この時間を生きている我々は誰もが日々の困難に立ち向かいそれを乗り越えたりいなしたりして現在存在する唯一無二の存在!
じめじめとした空気が続く毎日ですが、次の晴れ間を楽しみに心身元気に過ごしてまいりましょう。どうかみなさまお身体ご自愛ください。
6月を目前に控えた昨日に梅雨入りの発表がありました。今後も連日雨予報となっていますが、みなさまいかがお過ごしですか。
今年は桜にツツジに藤とそれぞれ例年より開花が早かったように思います。そんな中、近隣の山で今年も美しいササユリの姿が見られました。添付写真は12個のつぼみがあり、当日は10輪ほど花を咲かせていたものです(お見事!)
このササユリも現在は里山の環境変化や球根の盗掘、地上部の採取などの負荷により個体数が減少し、地域によっては「指定希少野生動植物」等に指定されています。関係各所のみなさまの環境整備や監視・啓発活動のおかげで今年もこの地で出会えたことに感謝しなければなりません。
「美しい花も野に咲いてこそ」…自然が自然であるように、我々も外部の様々な環境に左右されることなく自分らしく過ごせる時間を少しでも多く持ちたいですね。そんな時は…お念仏。是非是非「なむあみだぶつ」の六字名号を口ずさんでください。それぞれのご先祖様の周りに綺麗な花が咲くことでしょう🌺
まだまだ肌寒い日もあるので、みなさまお身体には十分お気をつけください。
走り梅雨に濡れ、花々がいっそう鮮やかになりました。皆さまいかがお過ごしですか ?
先日、水分の超勝寺において新規に掲示板を設置していただきました。この度は心こもった寄進を誠にありがとうございます。以前は風雨にさらされ掲示物にも制限がありましたが、その心配が一つ軽減されました。今後皆さまにより良く活用していただけるよう進めてまいりたいと思います。「こういうものを掲示したい!」と発信希望等あればまたお伝えください。
汗ばむ日があるかと思えば、肌寒い日もある気まぐれな気候ですが、お身体には十分お気をつけください。🍀
若葉萌える好季節となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日「比叡山インターナショナルトレイルラン2023」という大会に参加してきました。「挑め、己の限界に」という看板タイトル通りの厳しい50kmの道のりでしたが、各エイド(休憩場所)で温かい食べ物を振舞ってくださったボランティアの方々、奥深い山中でコース案内や声援をくださった大会スタッフの方々、同じゴールを目指す多くのランナーの方々…皆さんのおかげで苦し⁉楽しい時間を過ごすことができました。途中、法然上人が25年に亘り修行究学された聖地として特別霊場に指定されている「青龍寺」を通過する地点もあり、この比叡山の荘厳な環境の中で幾多の困難に挑まれた先人を深く心に感じることもできました。「自然を慈しみながら己と対峙し、そして新しい自分に出会う旅」…みなさんもいかがですか。
季節の変わり目、お身体ご自愛ください🍀
新緑が目に鮮やかなすがすがしい季節となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
この季節、「ちょっとこれ持って帰って」と収穫した野菜をお寺にお供えくださる檀家様方からありがたいお声掛けをいただきます。寒い時期の大根や白菜に続き、先日はいちごやスナップエンドウをご用意くださいました。本当にありがとうございます。季節ごと旬の食材は見るにも食べるにも身体に優しい感じがします。本堂より各檀信徒ご先祖様にその芳香が届いてくれていることと信じています。
「花は枝によって支えられ 枝は幹によって支えられ 幹は根によって支えられている 土にかくれる根は見えない 外からは何も見えない 咲いた花見て喜ぶならば 咲かせた根元の恩を知れ」
目の前にある美しい花や果物が、土の管理や畝づくり、作付け後も水やり、草抜き、追肥と休む間なく誰かが汗をかいて手をかけてくださったおかげでできあがったものであると…その気持ちは絶えず持ち続けなければならないと再認識しました。
ゴールデンウィーク明けの疲れと寒暖の差で体調を崩されませんように、みなさまお身体ご自愛ください🍀
大小の鯉のぼりが青空に気持ちよく泳ぐ季節となりました。みなさま体調お変わりないですか?
2023年ゴールデンウィークもはや中盤、本日も平日とはいえ商業施設や公園駐車場が混雑している様子が見られました。普段あまり人混むことのないお寺周辺ですが、毎年この季節は躑躅が咲き誇る葛城山に大勢の方が訪れます。今年は春先の桜同様開花も早く、今週末から来週始めにかけて満開を迎える状況です。明日からの五連休(終わり二日は雨予報なので特に前半三日間)、奈良側のロープウェイ乗り場、また大阪側の水越峠(路上駐車の取り締まりも時に行われますので注意)には早朝より大変な混雑が見られますので、もしお越しになる際は時間と体力に余裕をもっておいでください。下山後のお寺参りもお待ちしております。是非。
過ごしやすい季節とはいえ、寒暖差が大きくなりがちですので、みなさまお身体ご自愛ください。
ゴールデンウィーク間近、しかしこの新年度開始一ヶ月の疲れの蓄積を感じるこの時期…みなさま体調お変わりないですか?
「毎日でぶどり」さんのTwitterに可愛く楽しく「新入社員の頃にありがちなこと」が記されていますが、この中には皆さまが共感される内容も含まれているのではないでしょうか。
この時期にかかわらず、ついつい背伸びしがちになるのは我々人の性ですが、必要なものは少しずつしか揃っていかないこと。しかしその少しずつでも歩み続けないと、なりたい自分や目標の境地には届かないこと。やりたいと思ってすぐにできてしまうことは所詮それまでのことではないか…と問うてみること。これらを心して歩みを進めなければいけないな、と改めて自分に言い聞かせているところです💦
歳月は人を待ってくれないので、思い立ったらパッと動ける機敏さも備えていきたいところです。みなさま引き続き宜しくお願い致します。
冷たい雨がより寒さを感じさせます。どうかお身体ご自愛ください🍀
ここ数日冷たい雨が降りましたが、みなさまお変わりないですか。
若草の萌え立つこの季節、近隣の金剛山ではニリンソウが咲き誇り、来月上旬からは葛城山のツツジも見頃を迎えます。ロープウェイ乗り場に長蛇の列ができる…またそんな景色が戻ってきます。(「一度歩いて登ってみよう」と思われた方は、また複数あるルートをご案内いたしますのでお声掛けください)
そうかと思えば、先日までその姿に癒された桜(今はもうすっかり葉桜)は、ここ数年クビアカツヤカミキリによる被害により、次第に衰弱したり枯死した姿が見られます。切り倒しが予定されているポイントも多いと聞きます。千早赤阪村にある「奉建塔」は春は桜、冬は水仙が訪問者の目を楽しませてくれますが、その様子が大きく変化しているのも実情です。家族や友だち、もしくはソロでその景色を楽しんだ思い出はいつまでも色あせない記憶として留めておきたいものですね。
桜の見ごろも過ぎ、あっという間に葉桜の季節ですね。みなさまお変わりなくお過ごしですか。
先日、藤田美術館(大阪城北詰駅横)を訪れる機会がありました。昨年リニューアルオープンした施設はとても綺麗で、邸跡公園の中に凛として佇む景色がそこにありました。明治の実業家、藤田傳三郎父子のコレクションが所蔵されていますが、その中でも注目は、現存するものが世界に三点しかないという、国宝「曜変天目茶碗」です。茶碗の表面に現れている、青や緑色の斑紋を曜変と呼びますが、まるで夜空に光輝く星々のように見え、とても美しかったです。
鎌倉時代~室町時代の頃、日本へもたらされたと考えられている曜変を含む多くの天目茶碗…当時法然上人もお手にされたことがあったかも…と夢見ます。同施設内にある茶屋ではおいしそうな団子とお茶の販売もありました。市内にありながらもほっと和むことのできるこの空間…みなさまも是非訪れてみてください。
朝晩はまだ冷え込む日もありますので、お身体には十分お気をつけください🍀
次の雨が桜散らしとなるでしょうか🌸寒暖の差が激しい毎日、みなさま体調お変わりないですか?
ここ数日見かけた入園式、入学式に向かうであろう子どもたちの背中にはまるで希望の羽があるかのように、その身体が軽やかに見えました。より広い現実社会を自分の目、耳、鼻、舌、身体、心で感じ反応して、自由に旅して欲しいなぁと思います。
「咲いた花見て喜ぶなら咲かせた根本の恩を知れ」…子どものころは実感できなくても大きく成長するにつれ、心にとどめたい言葉です。より大きな自由を求めて羽ばたく子どもたちを地域みんなで温かく見守る社会を実現させたいですね。
桜も満開の陽気となりました。みなさまはもうお花見等お出掛けになられましたでしょうか🌼
先日の「春彼岸会」…各寺院無事開催することができました。総代、年行事、またご先祖のお参りに来寺くださった皆様方、本当にありがとうございました。久々にご信徒各位が唱える念仏が響いた本堂の光景は、本当に嬉しく尊いものでした。反省点を踏まえ、今後の行事にこの経験を活かしていきたいと思います。
我々がこの度の生涯、(六道を輪廻する中)人としてこの世に生を受けたこと…これを「梵天から糸を垂らし大海の底に沈む針の穴を通すようなもの」と例えた文があります。今回そんなひとり一人が出会って同じ空間を共有できたことを決して当たり前と思わず、そのめぐり逢いに感謝して、また明日からも「念仏とともに」の生活を共に過ごして参りましょう。
春のお彼岸は、春分の日を中日とした前後三日間…つまり今年で言えば、先日3/18~24日の期間となります。
『お彼岸』とは「彼(か)の岸」と書きますが、これはつまりご先祖様が先に向かわれた西方極楽浄土を示します。対して我々が今を過ごす世界は「此岸」と申し、あらゆる苦しみに苛まれる世界と表現されます。
経典には極楽浄土は遥か西の彼方にあると示され、その為夕陽が真西に沈む春分の日(秋分の日)こそが阿弥陀さまやご先祖様への思い・願いをより確かなものにする機会として最も適している…そのように説かれたことに基づいた行事がお彼岸にあたります。
自分自身、そして全ての人の極楽往生を願い、またご先祖様へのご回向の為、この期間より念仏申す機会を心掛けていきましょう。
昨日20日は3年ぶりに檀信徒様を招いて「西光寺春彼岸会」を開催することができました。まずはご協力くださったみなさまに感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。詳細は次回に。
23日…水分超勝寺、24日…白木往西寺でも同様に開催予定です。どうぞ宜しくお願い致します。
日増しに暖かくなってきましたが、みなさまいかがお過ごしですか。
「きょう一日を全力でいきましょう…ということを選手に伝えてきた。昨日のことは忘れて、明日のことは考えず、きょう一日をやる」
これはWBC日本代表、栗山監督の試合後の談です。今を精一杯頑張っている代表選手の活躍に勇気をもらっている方も多いのではないでしょうか。今後の活躍にも期待ですね⚾
法然上人は「念仏の行者が心得ておくべきことは、往生を願い念仏すれば、命が終わる時には必ず〈阿弥陀仏〉がお迎えくださると信じて、念仏をお称えするよりほかの事はありません」と説かれています。
誰もが日々生活する中で、昨日のことを引きずり、未来のことに不安を抱くことも多々あると思います。しかし今現在の立ち位置で、今自分のできることの精一杯を発揮する…それは誰かの目に映る訳でも、誰かの活躍や成果と比較したりするものでもない…そんな意識をもって過ごしていきたいですね。
週末には春彼岸に入ります。どうかみなさまお身体ご自愛ください🍀
暦の上でははや啓蟄を迎え、冬ごもりの生き物たちも顔をのぞかせる季節となりました。みなさまいかがお過ごしですか。
桃の節句も過ぎ、この先もうららかな春の日が予想されています。われわれ人間もあちこち出掛けたくなる季節ですね。そこで今週末(3/11-12)に開催される以下のイベントを紹介します。
富田林寺内町を中心に、公共施設や商店・民家にお雛さまが飾られるイベントです。露店・模擬店が再開されないなど、まだまだ制限内での開催ですが、歴史ある美しい町並みとお雛さまのコラボを観に行かれるのも良いのでは。ゲストハウスもありますので遠方の方々も是非。
今日から大阪ではWBC(野球⚾)の強化試合も予定されています。この三月、誰もがそれぞれの楽しみを満喫できる季節となりますように。
まだまだ寒さが厳しいですがお身体の調子はいかがですか?
毎年ながら一月、二月の月日の流れは超高速!「こんな調子やから、あっという間に年取るわ」とお話しくださる方も多くおられます。
(一寸先は闇ですが)自分の今の立ち位置を知る指針として『自分の年齢を3で割った数字を時計の時刻(24時間)に照らし合わせてみる』というのがあります。30歳なら30÷3=10(am10:00ということ)…まだ就業開始してさぁこれから!といった時間ですね。60歳なら60÷3=20(pm8:00)となります。もう晩御飯も終わって真っ暗で、この先何かある?と身に染みるかも。しかしこの時間からでしか見られない景色も多々あります。じゃあ72歳で人生終わるの…と思いきや、90歳の人は90÷3=30(am6:00)…翌日また起床して再出発の時間!!
そんなふうに捉えたいですね。
このところ日が長くなったように思いますが、朝夕の気候にはどうぞお気をつけください。もう今週は3月に入ります🌸
今朝は生暖かい風が吹き、その後冷たい雨となりました。三寒四温のこの季節、みなさまいかがお過ごしですか。
みなさんは「ChatGPT」という言葉をご存知でしょうか。ニュースで取り上げられる機会が増えていますが、上記の記事を読んでみると…確かにユーザーの興味関心を引く内容ですね。長期休暇の宿題で最後まで残りがちな読書感想文や自由研究もこれをつかえばサクサクできてしまうのでしょうか。既に楽をする活用法しか思い浮かばない自分は煩悩の塊です( ̄▽ ̄;)
でも益々世の中を過ごす中で感じる「なぜ、どうして ?」と湧き上がる疑問を自分で考えることがなくなりそう。ここが一番楽しくわくわくする瞬間なのに。
便利なものが増えているのにそれに振り回され結局ストレスが増したり解決に時間がかかったり…意外な不便さが生まれますね。
阿弥陀さま、ご先祖様の前で念仏を申しながらそんなことを考えてしまった今日の朝でした。まだ寒い日が続きそうです、みなさんも体調お気をつけください🍀
かわいくラッピングされたチョコレートが店頭に並ぶようになりました。いくつになっても甘いものが好きで頬張ってしまいますが、代謝の低下に伴って身に蓄積されていくあれを想うと…これもまた小さな修行です。
コロナウイルスの感染が国内で見つかってからもう三年の月日が経ちました。来月からはマスク等装備品だけでなく、我々の心の持ちようにも変容が求められることになりそうです。
(寺務とは無関係な話ですが)今年上期にフルマラソン一本と50kmのトレラン大会にエントリーをしています。前回の参加はコロナ禍前に遡ります。周りの人曰く「回復を焦らないで休んでいた日数掛けて体力を戻したらいい」と…。でもこれでは全く期日に間に合いません💦良いアドバイスあれば是非。
今後の社会情勢に関して我々それにどう順応していくかは、雪解けを待つように個人個人それぞれのペースで誰からも強要されることなく進んでいくことを願っています。三年かけても大丈夫。
暖かい日もありますがどうぞ油断されませんよう、ご自愛くださいね。
先日立春を迎え、いよいよ春の到来を待ちわびる頃となりましたが、みなさま体調お変わりないですか?
今月は2/15(水)に白木往西寺で涅槃会、2/19(日)に西光寺で御忌会を予定しておりましたが、コロナ禍を鑑みそれぞれみなさま檀信徒様の一般参詣を取りやめ、当山(寺族)のみで厳修する形を取らせていただくこととなりました。共に念仏を申す機会がさらに伸び申し訳ありません。このホームページ「お知らせ」、また年行事様を通して各御家庭に配付されますプリントに詳細がありますのでご確認のほどよろしくお願いいたします。
3月の春彼岸法要以降、通常開催に戻していく予定でおりますので、詳細は追ってお知らせ致します。
暦の上では春となりましたが、まだまだ寒い日が続きますので、みなさまくれぐれもお身体にはご留意ください。
先週からの寒波で、近隣の金剛・葛城山などダイヤモンドトレイルのルート上に広く積雪がありました。週末は登山口に向かうバスも盛況で多くの方が雪山を楽しまれていました。
人々が何かを願うとき何をするか…手を合わせ(願いや対象の)名を唱える。法然上人が専修念仏に開眼し浄土宗を打ち立てる機縁となった善導大師『観経疏』のなかに、「一心専念 弥陀名号 行住坐臥 不問時節久近 念念不捨者 是名正定之業 順彼仏願故」の一文があります。これは『一心に南無阿弥陀仏とお唱えし、いつでもどこでもお念仏を続けられることこそ阿弥陀さまが極楽往生に相応しいとされた行です。なぜなら「あらゆる方々の力になりたい」と願われた阿弥陀さまの願いに適っているからです』という内容です。
冒頭に記したここ数日の降雪に関しては、長野県白馬乗鞍岳や群馬県谷川岳での雪山遭難事故の知らせが届いています。同じスポーツを楽しむ我が身としては、念仏を申してただただ関係する皆さまの無事を願うのみです。
どうか皆さまも『なむあみだぶつ』の念仏を日々の生活でお唱えください。
今月25日は浄土宗の開祖である法然上人(1133~1212年)の忌日です。コロナ禍で檀家様不参詣となりますが、当日白木の往西寺でも御忌の法要を行います。大寒波の襲来が予想されますが、全国各地で念仏の輪が広がる一日となることを願っています。
先日、西光寺新旧役員会を開催いたしました。西光寺では2月に行う『御忌会』、また3月の『春彼岸会』等の開催方法についてご意見を頂きました。翌月上旬には開催要項をプリント、またwebでお知らせいたします。昨年度年行事、各組長を担当してくださった皆さま、お世話になりありがとうございました。本年度担当くださる皆さま、どうぞ宜しくお願いいたします。
成人式(20歳の集い)や駅伝・バレーボール等のスポーツ大会と、年始の恒例行事もようやく落ち着く季節となりました。
みなさま体調お変わりないですか?
本日お寺のある寛弘寺地区で「とんど」が開催されました。竹を大きくやぐらに組み、地元の方々が持ち寄った正月に飾ったしめ縄やお札を天高く送り届けました。湧き上がる煙を浴びると家内安全や一年の無事に繋がると言い伝えられていますが、地域の小さな子どもたちにとっては貴重な経験になったと思われます。お焚き上げ後はぜんざいも振る舞われ、参加者にとって身も心も温まる機会となりました。
コロナ禍以前から休止されていたこの行事ですが、関係各所のみなさまの多大なご尽力により本日久しぶりに開催の運びとなりました。本当にありがとうございました。「とんど」同様にお寺の行事も(社会情勢を見ながら)通常運転に近づけて参ります。どうぞ宜しくお願いいたします。
👆Eテレ『年越しをご一緒にスペシャル』
令和 5年を迎えて早一週間。みなさま体調お変わりないですか?
先日月参り先の檀家さまが「(休暇前の)12月28日に戻して欲しい!」と切実に訴えておられました。その気持ち、とてもよく分かります。
四法印の一つ『諸行無常』とは、あらゆる物事は永遠に存在するものではなく、常に変化すること…を意味します。先述の檀家さまとは「水は低きに流れるがごとく、形あるものはやがて崩れ、休暇もしだいに終わりに近づく。これみな一緒ですね。でもまた次の休暇が近づいているのも確かです」と話を返しました。その後「愛情もいまや常温に戻ってしまいましたが(笑)」なんて答えが返ってくるとは思いませんでしたが…。
年末のテレビで「粘り強さが幸運を呼ぶ」と出たので、これを今年のモットーとして頑張っていきたいと思います。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は何かと当寺にご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございました。
本年も何卒宜しくお願い致します。
令和 5年元旦 西光寺
春の枝に花あり 夏の枝に葉あり 秋の枝に果あり 冬の枝に慰めあり
花散りて後に、葉落ちて後に、果失せて後に、芽は枝に顕はる……
(内村鑑三 『寒中の木の芽』より抜粋)
春は花、夏は葉、秋は果、冬は…何を持ち合わせている?
華やかな生活を送っているように見えるSNS上の芸能人、友人、家族…。自分自身をそれと比べてしまわないか(劣等感や喪失感を抱かないか)。冬枯れの中にある春の息吹に気付くことができるのか。同様に自分自身にもそれを見出すことができるのか。
誰もが心に阿弥陀仏の本願を抱き、日々希望をもって過ごせる本年になりますように。共に念仏いただける機会があることに感謝を忘れず過ごしてまいります。
白木の『往西寺』、水分の『超勝寺』も本日早朝から年始のお参りをすることができました。
年行事の方々には事前の正月準備を丁寧に施していただき、誠にありがとうございました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。