■ 浄土宗 今月のことば(令和7年 4月 1日更新💡)

Talking to someone for the first time takes courage , but can also be the beginning of a good relationship.

知らない人に声をかけるのは勇気がいります。

でも、その一言がよりよい関係を築いていく一歩になりますよ。

 

桜の便りが各地から届く今日この頃、朝夕の冷え込みが身体に堪えますが、皆さま体調にお変わりはないですか。

同じ一日のスタートであっても、昨日とはまるで異なる環境に身を委ねている方も多いのではないでしょうか。自分も「誰か気を許して話しできる人を、どこか安心できる居場所を(◎_◎;)」と懇願して4月1日を緊張の面持ちで迎えた過去を懐かしく思い出します。翌日以降徐々に軽減することは経験済みであっても、「初日の緊張に勝るものになし」の現実が自分を苦しめますね(+_+)

今もし同様の思いを持たれている方がいれば、どうか周りにも同輩がいること。またそんなあなたの支えになりたいと心寄り添ってくださる方がきっとおられることを心のお守りにお持ちください(*^^*)

法然上人のお言葉に「念仏は弥陀にも利生の本願、釈迦にも出世の本懐なり」とあります。これは「念仏は、阿弥陀仏にとっても衆生に利益を与えるための本願であり、釈尊にとっても世にお出ましになった本意でもあります」と訳されます。同じく上人は「(善導大師が親縁について解釈されたところに)衆生が〔阿弥陀〕仏を礼拝すれば、仏はこれをごらんになる。衆生が仏〔の名号〕を称えれば、仏はこれをお聞きになる。衆生が仏を念ずれば、仏も衆生をお念じになる」とお言葉を残しておられます。

一人でも大勢でもどんな環境からでも、我々が口にとなえる「なむあみだぶつ」の念仏は、一声残らず全て仏土におられる阿弥陀さまやご先祖様が聞いておられる。その姿や思い出を心に灯すと、その方々が自分を同様に念じてくださる…どんな時も。これに勝る安心はどこにあるでしょうか。

新生活の準備等でお忙しい毎日かと思いますが、疲れたときは…「生き抜く」ではなく、しっかり「息抜き」して過ごしてまいりましょう(´▽`*) どうか無理せず身体を大切にお過ごしください🌸



■ 『春彼岸(永代祠堂)法要』開催のご案内(令和7年 3月 12日更新)

彼岸会は、春分と秋分を中日としてその前後3日間、菩提(ぼだい)の種をまく(迷いから離れようとする心を起こすこと)日といわれる7日間にわたって行われます。

この「彼岸」とは、もともと此岸(しがん)とよばれるこの世から、彼の岸(ひがん)である極楽浄土に想いをはせる行事で、極楽浄土へ生まれ変わりたいと願う信仰実践の期間とされています。

西光寺、また超勝寺(水分)往西寺(白木)におきましても、下記のとおりそれぞれ春彼岸(永代祠堂)法要を予定しています。

 

西光寺 3月19日(水) 午後 7時開式

超勝寺 3月22日(土) 午後 2時開式

往西寺 3月23日(日) 午後 7時30分開式

 

本年度年行司の皆さまにおかれましては、当日様々にご協力いただきますが、どうぞ宜しくお願い致します。檀信徒皆さまも是非当日ご一緒に念仏申しに来寺ください(^^)



■ 浄土宗 今月のことば(令和7年 3月 1日更新)

With scents of spring at Ohigan(equinox),let us turn our thoughts to the loved ones in the Pure Land.

3月はお彼岸の月です。漂う春の香りに、極楽浄土の大切な方々へ想いを寄せるひと時としてください。

 

三寒四温の言葉どおり寒さと温かさが入り混じる毎日ですが、皆さま体調崩されてはいませんか。

春の訪れを心待ちにする気持ちと同時に、花粉の飛散におののく今日この頃。今春の予測によると、こちら大阪は例年比200%越…非常に多いとのこと(◎_◎;) しかしこれに負けていては、梅・桃・桜等、草木の新芽が萌え出ずる様子を楽しむことができません。これらは可憐な花の姿と同様にそれら芳香も魅力の一つです。春の沈丁花、夏のクチナシ、秋の金木犀、冬の蝋梅あたりが思い浮かぶでしょうか。

これら香りをかぐと、以前にその刺激を受けた当時の一場面が呼び戻されることはありませんか?学校の行き帰り、担当した仕事に悪戦苦闘した日々、実家の心安らぐ空間、愛するものとの別れ…など。時間、場所とともに、その当時関わりをもった人々の顔や心の揺れ動きまで思い出され、キュンとなるから不思議です。

誰かの力を借りて人は生かされている、手を差し伸べられているからこそ自分は生きていける…法然上人が説かれた「他力本願」の心は、決して他の人の力だけを当てにすることではなく、これら生きとし生けるもの全てへの報恩感謝の気持ちを再認識すべく気付きを与えてくださる教えとも言えるでしょう。

お彼岸迎えるこの季節、各ご家庭でおまつりくださるご先祖さまへの供養とともに、是非香薫漂うお寺へもお参りください(*^^*)  皆さんを大切に愛でられた方々も嗅がれたであろう香りがきっとそこにあります。桜が咲いたら、是非一緒にお花見にも出かけましょうね🌸

皆さま何かと忙しい時期ではありますが、無理せず身体を大切にお過ごしください。



■ 『御忌会法要』開催のご案内(令和7年 2月 12日更新)

「御忌会(ぎょきえ)法要」は、一心に「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えれば、おろかさや罪深さから救われ、平等に往生できるという「専修(せんじゅ)念仏」の教えを説かれた浄土宗の開祖法然上人のお命日であり、恩徳をしのぶ大切な法要です。

 

今年度西光寺では

⇒令和 7年 2月16日(日) 午後 2時 開式 となっております。

 

本年度年行司の皆さまにおかれましては、当日様々にご協力いただきますが、どうぞ宜しくお願い致します。檀信徒皆さまも是非当日ご一緒に念仏申しに来寺ください(^^)



■ 浄土宗 今月のことば(令和7年 2月 1日更新)

A flower will bloom even with the faintest of light. 

わずかな光の下でも植物が少しずつ育つように、日々の小さな出来事も自分の糧としていくことが大切です。

 

清々しい天気の2月スタートとなりました。寒波到来のニュースが報じられていますが、 皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日米国野球殿堂入りを果たされたイチロー氏のニュースを目にされた方も多いと思います。リアルタイムで日本球界デビューから今日まで見届けることができたのは、この世代に生まれさせていただいた一つの宝物であります。受賞は確実視された中でマスメディアが注目したのは「満票」で選出されるかどうか。これも周知のことですが「一票足りず」の選出となりました。その結果を残念がる周囲の声に対して本人が発した言葉がまた秀逸でした。

不完全であるというのはいいなって。生きていく上で不完全だから進もうとできるわけです。そういうことを改めて考えさせられる~(略)~そこに向き合えるのは良かったなと思います

法然上人は八万四千とも言われる法門の中から専修念仏の教えを拾い上げくださいました。悟りを得るためには「完全」でなければならず、「不完全」ではその境地に至ることができない…というそれまでの常識をうっちゃって、「不完全」であることを認識する尊さと、「念仏」を申すことで自分の身を委ねる「他力本願」の教えを西暦1175年に開宗された「浄土宗」にてお示しくださいました。

 

最後にもう一度イチロー氏の言葉を記します。

「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」

日々のお念仏を積み重ね、とんでもないところ(西方極楽浄土)に我々もきっと辿り着きましょうね(*^^*)

春を心待ちにしながらも冬ならではの景色や楽しみを思う存分味わいながら過ごしてまいりましょう。どうかお身体大切にお過ごしください🍀



■ 浄土宗 今月のことば(令和7年 1月 1日更新)

This is the year to take another step forward. 

今年はどんな年になるのか、どんなことをしようか、そんな期待にワクワクしながら目標を立てるのもいいものですね。

 

新年を迎え、新たな気持ちでお過ごしのことと思います。皆さまどんなお正月をお過ごしでしょうか。本年も引き続き宜しくお願い致します(*'▽')

今年は、第二次世界大戦の終戦から80年を迎えます。また昭和100年であり、阪神・淡路大震災から30年を迎える年でもあります。ここ数日、昨年元旦の能登半島地震に関する報道も多く見られますが、これらを見ながら果たして自分はこの被災地の方々にずっと変わらず心を向けられていたのか、届けられていたのか…1ヶ月、3ヶ月、半年と過ぎるほどに減る報道と同様に、実際見た訳ではないのにまるで復興が終わったかのように錯覚していないか…自問自答する日々です。

万人救済の道を阿弥陀仏の本願念仏の上に見出された法然上人が浄土宗を開かれてより、昨年ちょうど850年を数えました。次は900年…ではなく、まずは851年目の今年を日々丁寧に過ごしてまいりたいと思います。「南無阿弥陀仏」ととなえることは、阿弥陀仏への信仰によって救われるという願いであり、またいつもあなたの幸せを願い優しく見守り続けてくれる方がいることの再認識でもあります。阿弥陀さんは毎日諦めずあなたに呼び掛けておられますよ(^o^)丿 今年もまた念仏のありがたさを発信し続けるとともに、一人でも多くの檀信徒皆さまとそれを共有できる…そんな一年になればと思います。

皆さまにとって幸多き年でありますよう願っております。寒さ厳しき折、お身体には十分気をつけてお過ごしください🍀



■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 12月 1日更新)

The people you love who have passed away are watching over you.

阿弥陀さまは、どんな時も優しく見守ってくださっています。お念仏をとなえれば、そのぬくもりを感じられるはずです。

 

澄み渡る夜空に輝く星がいっそう美しい季節となりました。月が替わってもまだ紅葉を楽しむことができるこの週末、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

「人間の身体は数十兆個もの細胞で構成されているが、それらはどんどん新陳代謝をして入れ替わっている。細胞レベルで言えば、一年前の自分と現在の自分は全く別物である…」これは最近視聴した番組と、積読(入手した書籍を読むことなく積んだままにしている状態)を読んで、その内容に共通していたところをまとめたものです。それぞれの発信者、著者は「福岡伸一」「平出和也」の両名です。自らの怠惰な面にフォーカスすると、この「人は(この瞬間も)再生を繰り返している→違う自分に変身できる」という話にはとても興味がひかれます(安易(一一")  

「わざと自分を不安定な状態にして、さらにどんどん壊していき、さらにどんどん細かくして、そしてもうこれ以上壊せなくなった…という状態になったときに初めて現れる「新たな自分」。でもそれで終わりじゃなく、その先またその(最新の)自分を壊していく。自分の仕事はこの繰り返し」と語っておられた笑いの大御所の若かりし頃の姿も今思い出しました。

こうしてみると…誰もが心に抱く「何かしらの不安」な状態は、もう次なるステップに向けて心を決めた自らの状態を現しているのではないか、とも思えます。目的地は決まっているけどその過程を思う鬱屈した心情だけが重い(一一")

上記、自分の軽薄文に宗祖の話を続けるのは少々気が引けますが…法然上人も悩み悩まれた上、43歳の時に浄土宗を開宗されました。その節目の850年目が今年令和6年でありました。(阿弥陀仏のおられる)西方極楽浄土に生まれると心定めて、口に「南無阿弥陀仏」ととなえる…この(阿弥陀仏の)本願に沿った行いを示してくださった法然上人。その大慈悲の見守りの存在を知る、感じることが、明日を生きる誰か(我々全員)の活力になればと願います。各々その存在にしかできない役割…それを深められたら(*^^*)

年末に近づき何かと忙しくなる時期かと思いますが、無理だけはせずお身体大切にお過ごしください🍀



■ 『お十夜法要』開催のご案内(令和6年 11月 26日更新)

今週末11月30日(土曜日)、西光寺で「お十夜(正式には十日十夜法要)」と呼ばれる秋の念仏行事が予定されています。開始時刻は 午後 7:00 となっております。

蝋燭の灯りがほんのり空間を照らすだけの本堂で、手には同席の皆さまと大数珠繰りを、また同時に口にはそれぞれが先祖供養に加え家内安全や健康を願いながら約1,000遍の「なむあみだぶつ」をとなえる内容となっております。

年内最終のこの行事、興味関心持たれた方々どなた様でも(おじいちゃんおばあちゃん子どもたち…)是非当日ご一緒に念仏申しに来寺ください(^^)

ダウンロード
2024お十夜 案内.pdf
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■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 11月 1日更新)

Let us support each other for a better and happier life.

知る、知らずにかかわらず多くのつながりによって生きている私たち。

同じくお浄土へと歩む者同士、支え合う心を大切に過ごしていきたいですね。

 

街路樹も日ごとに色づきを増しており、深まる秋を感じる今日この頃…皆さまいかがお過ごしでしょうか。

MLBワールドシリーズにNPB日本シリーズ、陸上駅伝に高校サッカー…様々なスポーツ主要大会が目白押しのこの季節、鍛え上げられたアスリートたちの躍動する姿に感動を覚える今日この頃。しかし舞台が大きくなればなるほど、その当事者の緊張感も半端ない振れようであろうと思います(一一")

試合前の選手がよく話される言葉に「普段通り」「自分(たち)らしく」という内容があります。これは鍛錬を積み重ねた者であっても、それを十分に発揮することが如何に難しいかを物語っているかと思われます。

「お念仏をとなえれば、誰もがひとり残らず救われる」と説かれた法然上人。今から850年前にこの教えを説かれたその覚悟を思うと、先述のアスリート同様感服の念しかありません。厳しい修業を積むことのできる一部の者だけでなく、広く門戸を広げ生きとし生けるもの全ての救済を願われた法然上人。「共に(阿弥陀さまのおられる西方極楽浄土への往生を)願い、共に(念仏して)生きる」…お示しくださったその真っすぐな道を信じて、日々過ごしまいりましょう。

 

最近読んだ漫画『怪獣8号』13巻中に、ある上司(教官)から生徒(隊員)にこんな台詞場面がありました。

「あらゆる要素が下振れした時に出る最低限の結果、それが己の『実力』と呼ばれるもの。しっかり緊張して、失敗して、安心して下振れしてきなさい。…それで十分に君は通用するよ (^^)!」

かぁーっ!こんな台詞を言われてみたい、こんな台詞を誰かに掛けられる人生の先輩になりたい(心の声)。そのための努力を積み重ねてまいりたいと思います。

朝晩の冷え込みは日ごとに増してまいりますので、お身体大切にお過ごしください🍀



■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 10月 1日更新)

The moon may look different depending on where you are , but it shines down equally on us all.

阿弥陀さまはすべての人に慈悲の光を注いでくださいます。月は場所によって見え方が違っても等しく私たちを照らしているように。

 

朝夕の風に、ようやく秋の到来を実感する今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた紫式部…現在放送されている大河ドラマをご覧になっておられる方も多いのではないでしょうか。シナリオ以上に自分が注目しているのは、その劇中に映る「綺麗な仮名文字とその筆運び」…誠に美しく惚れ惚れするシーンに心癒されます(´▽`)

その彼女が記した和歌も選定されている「小倉百人一首」には、表題の「月」を含む歌が十一首あるそうです(ネット調べ情報(-_-;))…そのうちの一首を下に記します。

 

『 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出ずる月の 影のさやけさ 』(藤原顕輔)

 

秋の夜、流れる雲に時折遮られながらも変わらず光を届ける、自分が見上げたそこにある「月」の情景は、同時刻同じ景色を共有するものはきっと多くあります。しかし同じ「月」を見ながらも、それぞれその時々に置かれている状況によってその見え方は千差万別であろうとも思います。

『観無量寿経』にある「光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨」の「摂取不捨」…阿弥陀さまは念仏申すもの誰一人見捨てません!とお教えくださいました。月そのものを見てその月の光の存在を知る、月影を見てその月の光の存在を知る…知り方はそれぞれでも、誰もが「あなたの幸せを願い、いつもあなたを見守り続けてくださっている方がいること」を認識して、どうかそれらを心強く心の芯に持って日々過ごしていって欲しいと切望します。

ご家族お元気で味覚の秋、行楽の秋…それぞれの秋をお楽しみください🍀



■ 『秋彼岸会法要』開催のご案内(令和6年 9月 12日更新)

彼岸会は、春分と秋分を中日としてその前後3日間、菩提(ぼだい)の種をまく(迷いから離れようとする心を起こすこと)日といわれる7日間にわたって行われます。

この「彼岸」とは、もともと此岸(しがん)とよばれるこの世から、彼の岸(ひがん)である極楽浄土に想いをはせる行事で、極楽浄土へ生まれ変わりたいと願う信仰実践の期間とされています。

西光寺、また超勝寺(水分)往西寺(白木)におきましても、下記のとおりそれぞれ秋彼岸会法要を予定しています。

 

西光寺 9月21日(土) 午後 7時開式

往西寺 9月23日(月) 午後 7時30分開式

超勝寺 9月24日(火) 午後 2時開式

 

本年度年行司の皆さまにおかれましては、当日様々にご協力いただきますが、どうぞ宜しくお願い致します。檀信徒皆さまも是非当日ご一緒に念仏申しに来寺ください(^^)



■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 9月 1日更新)

On the other side of the western horizon lies the Pure Land.

お彼岸の中日には夕日が真西に沈みます。

その向こう、西の彼方にある極楽浄土は、今は亡き大切な方と必ず再会がかなうところです。

 

行く夏を惜しむように、ひぐらしの声が聞かれる頃となりました。先月末より台風が列島を縦断していますが、皆さまご無事でお過ごしでしょうか。

以前は9月1日に新学期スタートのニュースを見聞きしましたが、最近は8月末にはその知らせを受けます。ゲームもスマホも持ち合わせていなかった自分の幼少時代を思い出すと、月末ギリギリまで外で遊んでいた記憶しかありません(^^;)

今日この日にインターネット検索ランキングで上位に見られる言葉に「今日から新学期」「不登校」「憂鬱」等があるそうです。友人たちと走り回って遊ぶ場所もなく、習い事等で忙しく、孤立する時間が長く友人関係が築けない…そんな自己肯定感を持つことが難しい子どもたちが上記の気持ちを抱く循環に心がざわざわします。

 

お釈迦さまが説かれた「因果経」の中に…

朋友(深い友だち)に三つの要法あり。一つには過失あるを見てはこれを諫め(いさめ)暁し(さとし)、二つには好事ある時は深く随喜し、三つには苦厄においても捨てざるなり…と一文があります。

訳すと…その人の欠点を明らかになった時はきちんと忠告しあうこと、その人が喜んでいる時は自分も心から一緒に喜び合うこと、その人が困っている時には見捨てることなく一緒に苦しみ助け合うこと

 

求めてもそんなに簡単にできるものではない「(本当の)友だち」ですが、上記お釈迦さまのお言葉を心のどこかに意識していれば、同じ気持ちを持つ者同士がきっと出会い、それぞれの生活環境の改善や心身の健康がより促進されるのではないかと期待せずにはおれません(´・_・`)

「西の彼方の確かな場所」…つまり西方極楽浄土にはそれらの見本となる仏さまや各御家庭のご先祖様がおられ、我々を日々見守ってくださっていますよ。

 

酷暑であったこの期間の疲れが出てくる季節でもありますので、皆さまくれぐれもお身体大切にお過ごしください🍀



■ お盆『大施餓鬼会法要』について(8月 13日更新)

今月 8月20日(火)に開催する「2024年 西光寺 大施餓鬼会法要」についてお知らせします。なおこの内容は先日各御家庭に配付致しました要綱と同じです。

 当日みなさまに安心してお参りいただけるよう準備を進めてまいります。どうぞご協力のほど宜しくお願い致します。

以下に『回向依頼書(事前申込用紙)』も添付いたしますので、また必要に応じてご利用ください。

残暑厳しき折、皆さまご自愛ください🍀


ダウンロード
2024施餓鬼会案内.pdf
PDFファイル 103.8 KB
ダウンロード
当日の流れ.pdf
PDFファイル 101.7 KB
ダウンロード
回向依頼書.pdf
PDFファイル 68.3 KB


■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 8月 1日更新)

Cleaning your family's grave will make your spirit lighter.

お盆の季節には、普段より一層ていねいにお墓の掃除をしましょう。

きっと心も晴れやかになるはずです。

 

蝉時雨の降り注ぐ夏の盛りとなりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

酷暑続くこの時期に思い出す言葉があります…

「たとえば、足もとに目を落としたとき、そこにくっきりした濃い黒い影がのびていれば、自分が背後から強い光に照らされていることに気がつくでしょう。上を見ることだけが光を探す手段ではないのです(五木寛之、大河の一滴)」

仏教の出発点は、「一切皆苦(人生は思い通りにならない)」と知ることから始まりますが、日々の悩みや苦しみ、孤独や悲しみと対峙しているときに先の言葉は、袋小路に陥った心に新たな視点を生み出してくれる心強い言葉であるように思います。

法然上人の教えには、故人が間違いなく迷いの世界から解脱されること(往相)、浄土よりお護りいただくこと(還相)、死が永遠の別れではなくいずれ浄土において再会できること(倶会一処)が示されています。この八月は各御家庭のご先祖さまが彼の岸である西方極楽浄土から、此の岸である私たちが今過ごすこの世界にお帰りくださる期間となります。仏壇やお墓、またご自宅において、共に過ごした時間を思い出したり、その後の日々について語り合ったり…そんなお盆の期間となりますよう願っております。心にいつも念仏を。

まもなく立秋を迎えるとはいえ、まだまだ厳しい暑さが続きます。パリオリンピック、これからの高校野球等の視聴・応援でついつい寝不足になりがちなこの季節(+_+) 皆さまお身体十分気をつけてお過ごしください🍀



■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 7月 1日更新)

Be someone who helps others.

やさしい言葉やなごやかな表情などのささやかな心配りでも、接した相手には伝わります。

それは周りの人の笑顔にもつながっていくはずですよ。

 

色とりどりの七夕飾りを目にする頃となりました。梅雨真っ只中のこの季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今月26日から来月11日まで、第33回オリンピック競技大会がフランス・パリを中心に開催されます。この期間32競技329種目もの熱い戦いが予定されているそうです。厳しい選考を経て代表になられた…まさに表題の「周りを照らす人…たち」の健闘を祈り応援したいと思います(^^)/

『観無量寿経』には、「(阿弥陀仏から放たれる)一つひとつの光明は、あらゆる方角の世界を照らし、念仏をとなえる衆生を救い取って決して捨てることがない」とあります。我々が雑念誘惑多いこの世の中で修業を積むことは大変難しいことですが、阿弥陀さまの温かな光がいつどんな時もこの自分に届いていることを心の頼りに、日々「お念仏」とともに過ごしてまいりましょう。「え!この自分も(・・?」と思われるかもしれませんが、既に誰もが誰かの支えとなっている…まさに誰かを照らす役割を担っているかと思います。名前のない花はない…ではないですが、名前を知らない誰かが自分を支えてくれていることへの気付きを大切にしていかねばとも思います。支え支え合う…そんな優しく温かな気持ちがより実感できる世界でみんなが日々過ごせますように(^^♪

蒸し暑さとその後の本格的な猛暑到来への対応として、今のうちから鋭気を養っておきましょう!(^^)!  皆さまお身体十分お気をつけてお過ごしください🍀



■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 6月 1日更新)

When changing out your clothes for the season, refresh your spirit as well. 

6月は衣替えの季節。服だけでなく、気持ちを切り替える機会にしてみましょう。

 

紫陽花のつぼみが膨らみ、いくらか綺麗な花を咲かせたものも見られる時期となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

周りの人から「あの人、良い人だよね」と言われているのに、身近にいる自分にとっては決してその通りではない…あなたの身近にそんな人はいませんか(^_^;) 先述した「良い人だよね」と言われる点を除けば、私自身も家族にそう思わせているふしがあります。俗に言う「外面のいい人」となるでしょうか。中国の伝統技能である「変面」に例えられることがあるほどです…。でも実際それほどにお面を内包していたら、それはそれで才能なんじゃないの…なんて思ったりもしますが(^^ゞ

ただ注意しなくてはいけないのは、本来の自分自身を見失うこと。パソコンの重たいデータや服の重ね着同様、我々の心もどこかに「快適空間、ゆとり」のスペースがないとその判断や日々の生活に「こんなはずじゃないんだけどなぁ(+_+)」という場面が増えるかもしれません。 ボクシングやフェンシングではないですが、攻撃(行動、判断)を起こした後、すぐニュートラルポジションに戻ることができる…そんな習慣とその立ち位置は日々確認しておきたいところですね。

法然上人は「念仏の修業は、智慧を極めて覚る道ではなく、愚痴に立ち戻って極楽に生まれる道である」と述べられています。積み重ねた修業があってこその言葉ですが、智慧によって迷いの境涯を離れることができない我々だからこそ、この言葉を深く信じて、日々の生活に「なむあみだぶつ」のお念仏を取り入れてまいりましょう。

まだ梅雨冷えする日もございます。どうか日々お身体大切にお過ごしください。



■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 5月 1日更新)

You have your own good qualities so don't compare yourself with others.

Just be who you are. 

私たちは何につけ他者と比べがち。でも、あなたにはあなたの良さがありますよ。

 

紺碧の空に元気よく泳ぐこいのぼりを見かける頃となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

「今日一日だけは憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」…昨年のWBC決勝前に大谷選手が語ったこの言葉を記憶の方も多いと思います。これをお寺での日常に照らし合わせると「今日一日だけは(阿弥陀さま、お釈迦さま、法然上人等への)憧れを捨てて(捨てなくていいけど)往生叶うことだけ考えてただひたすらに念仏を唱えましょう」となるでしょうか (^_^;)

「オンリーワン!」の存在がクローズアップされるこの時代、個性的でないといけないのか?周りと同調しているだけではいけないのか?など考えていると「自分とはいったい」と本来の自分がどんどん見えなくなることもあるかと思います。『摂益文』というお経は「阿弥陀さまの光明は くまなく全ての世界を照らし 念仏する人を 必ず救いとる」と現代語訳されます。普段下や前を見ているだけの生活では気付かないかもしれないけど、ふと大空を見たら阿弥陀さまの光明が誰一人漏れることなく照らし続けてくださっている…その有難さをかみしめつつ、自己否定ではなく自己肯定感をもって日々大切に過ごしていくことを習慣としたいですね。

先に記した大谷選手は「憧れ」の対象として挙げた選手(ムーキー・ベッツ)と現在同チームで活躍されています。最後にその彼(ベッツ)の最近のコメントを記します。

「彼(大谷選手)のやることのうち90%は私にはできない。だからやろうともしない。私はムーキーでなければならないし、できるのは最高のムーキー・ベッツになることだ」

我々も最高の〇〇(自分)になること!(^^)!を目標に日々過ごしてまいりましょう。

風薫るこの季節、お健やかな日々をお過ごしください🍀



■ 浄土宗 今月のことば(令和6年 4月 1日更新)

Let us practice nembutu wholeheatedly. Namu Amida Butsu. 

開宗の文(法然上人が浄土宗を開くきっかけとなった要文)

 

桜の便りが各地から届く今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

令和6年(2024)は法然上人が浄土宗を開かれてから850年にあたります。「なむあみだぶつ」ととなえれば極楽浄土へ往生することができるとの浄土宗の教えは、上人が生涯をかけて広められたものです。

しかしそんな法然上人であっても自身の煩悩を断ち切ることができない我が身を嘆いて悩まれる時期もありました。厳しい修行を重ねたり高僧を訪ね歩いたりその閉塞感から抜け出す方法を様々試みるも、どれも納得のいくものではありませんでした。

そのような中で出会った光明が中国唐代の高僧・善導大師が著した『観無量寿経疏』にある「極楽浄土を心から願い、ひたすらお念仏をとなえれば誰でも往生できる。あらゆる方の力になりたい!と願われた阿弥陀さまの願いにかなっているのだから間違いない」との一節です。

のちに「開宗の文」と呼ばれるこの一節との出会いから今年で850年。この間脈々と相伝されてきたお念仏の教えを今後も大切に守っていけるよう我々が今この時を大切に過ごさねばなりません。「なむあみだぶつ」の声高らかに。

桜咲き揃うこの好季節、新年度を迎えお忙しい日々かと思いますが、どうかくれぐれもご自愛ください🌸



■ 『春彼岸会法要』開催のご案内(令和6年 3月 15日更新)

彼岸会は、春分と秋分を中日としてその前後3日間、菩提(ぼだい)の種をまく(迷いから離れようとする心を起こすこと)日といわれる7日間にわたって行われます。

この「彼岸」とは、もともと此岸(しがん)とよばれるこの世から、彼の岸(ひがん)である極楽浄土に想いをはせる行事で、極楽浄土へ生まれ変わりたいと願う信仰実践の期間とされています。

西光寺、また超勝寺(水分)往西寺(白木)におきましても、下記のとおりそれぞれ春彼岸会法要を予定しています。

 

西光寺 3月19日(火) 午後 7時開式

超勝寺 3月22日(金) 午後 2時開式

往西寺 3月23日(土) 午後 7時30分開式

 

本年度年行司の皆さまにおかれましては、当日様々にご協力いただきますが、どうぞ宜しくお願い致します。檀信徒皆さまも是非当日ご一緒に念仏申しに来寺ください(^^)



■ 住所 : 大阪府南河内郡河南町寛弘寺208

■ 電話  :   0721-93-3556

■ E-mail : 1515saikoji2525@nike.eonet.ne.jp

■ URL :  saikoji-web.com